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チャプタやリンクなどの機能でエピソードの利便性を高める

Apple Podcastでは、リスナーに可能な限り最高の体験を提供することを目指しています。iOS 26.2のリリースにともない、リスナーが番組をさらに楽しめるようにするための機能が導入されます。エピソードをより便利にし、リスナーのエンゲージメントを高めるための4つの主な機能をご紹介します。

チャプタ

チャプタは、リスナーの体験をもっと豊かにし、エンゲージメントを高めるための強力な機能です。エピソード内の移動が簡単になる、エピソードの構成を把握しやすくなる、興味のある特定のセクションにすばやく戻ることができる、といったメリットがあります。

エピソードの説明やRSSフィードでチャプタを提供している場合、そのチャプタがApple Podcastに表示されます。ホスティングプロバイダを通じてチャプタを提出する場合は、画像を含めることができます。チャプタを提供していない場合は、Apple Podcastがチャプタを自動作成します。チャプタが自動作成されたものである場合は、チャプタリストに「自動的に作成されました」というラベルが表示されます。自動作成されたチャプタを使用したくない場合は、Apple Podcast Connectでこの機能を無効にすることができます。チャプタについて詳しくは、こちらをご覧ください。

タイムスタンプ付きリンク

Apple Podcastでは、気に入ってもらえそうなコンテンツにリスナーを誘導するのも簡単です。タイムスタンプ付きリンクは、エピソードの利便性を高め、関わりのある人たちの中で番組を宣伝し、より多くのコンテンツにリスナーを誘導するための便利な機能です。

この機能では、Apple MusicやApple News、Apple Podcast、Apple TVなどへのリンクを提供できます。番組の説明やRSSフィードにタイムスタンプ付きリンクを含めると、番組でそのコンテンツについて話している間、該当のリンクが書き起こし文章やプレーヤーに表示されます。リスナーは、番組を聴きながら、そのリンクをクリックして詳細を確認することができます。

リンクを提供していない場合、ご自身が言及したポッドキャストへのリンクが自動作成される機能も使用できます。この機能は英語の番組向けに限定ベータ版として提供されています。これにより、関わりのある人たちの中で番組を宣伝する、新しいコンテンツについての口コミを広める、ほかのクリエイターと宣伝し合うといったことが簡単に行えるようになります。自動作成されたリンクを使用したくない場合は、Apple Podcast Connectでこの機能を無効にすることができます。リンクについて詳しくは、こちらをご覧ください。

書き起こし

iOS 17で導入された書き起こし文章により、リスナーは、エピソードの全文を読むことができます。また、特定の単語やフレーズでエピソードの検索をしたり、テキストをタップしてエピソードを特定の部分から再生したりすることもできます。エピソードの再生と同時進行で各単語がハイライト表示されるため、話についていくのも容易です。

番組をApple Podcastに提出すると、書き起こし文章が自動で作成されます。自身で用意した書き起こし文章を使用するには、Apple Podcast Connectで書き起こしに関する設定を変更してください。書き起こしについて詳しくは、こちらをご覧ください。

アートワーク

エピソードのアートワークは、ポッドキャストを構成する各エピソードのカバーアートとなります(提出は任意)。特定のテーマやゲストなど、エピソードの内容をわかりやすく示すのに利用できます。またポッドキャストの再生を開始する前に、リスナーを惹きつけることができます。

エピソードのアートワークは、Apple Podcastの「ホーム」タブやプレーヤー、各エピソードのページなど、様々な場所に表示されるため、リスナーと番組の視覚的なタッチポイントを増やすことができます。エピソードのアートワークは、サードパーティのホスティングプロバイダに依頼することで、RSS経由でアップロードできます。サブスクリプション登録者向けエピソードの場合は、Apple Podcast Connect経由でアップロードできます。エピソードのアートワークのベストプラクティスについて詳しくは、こちらをご覧ください。