Apple Podcastでのチャプタの使用
チャプタの概要
チャプタは、エピソード内の各セグメントにリスナーが素早く移動できるようにするものです。チャプタ機能に対応したポッドキャストでは、リスナーは次の方法でチャプタを表示できます。
- iOSやiPadOSで再生の進捗状況を示すバーでスクラブ操作を行うと、チャプタが表示されます。
- 「再生中」画面の「次に再生」ボタンをタップすると、画面上部にチャプタの一覧が表示されます。
- macOSでApple Podcastの右上隅にある「次に再生」ボタンをクリックすると、チャプタが表示されます。
チャプタのアートワーク
さらに豊かな体験をリスナーに提供できるよう、クリエイターはチャプタのアートワークを提供することも可能です。各チャプタにアートワークが用意されているエピソードでリスナーが再生を進めていくと、iOSやiPadOSの「再生中」画面およびロック画面にはアートワークが表示されます。これにより、リスナーは再生中のインタビュー、会話、ストーリーに関する視覚的な補足情報をリアルタイムで得ることができます。
チャプタおよびチャプタごとのアートワークへのサポート
Apple Podcastでは、MP4、MP3、およびAAC形式のファイルでチャプタ機能をサポートしています。チャプタ機能に対応したポッドキャストを提出する場合は、RSSフィードを使用する必要があります。その際はホスティングプロバイダ経由か、リスナーによって「ライブラリ」に手動追加してもらう形で行ってください。
この機能に対応しているホスティングプロバイダと連携しているRSSホスティングクリエイターの場合、チャプタの指定は、MP4ファイルの場合はヘッダーで行うことができ、MP3ファイルやAACファイルの場合はFerrite(iOSおよびiPadOS用)、Overcast社のForecast(macOS用)、Podcast Chapters(macOS用)、Vizzy(オンラインツール)などの他社製ツールを使ってID3タグを変更することで実行できます。ご利用のホスティングプロバイダがチャプタ機能に対応しているか不明な場合は、直接そちらにお問い合わせください。