Apple Podcast App

Apple Podcastで番組をリスナーに配信する方法

Apple Podcastを通じて番組をリスナーに配信する方法は2つあります。

Apple Podcastのカタログに番組を公開する

番組を設定したら、Apple Podcastに提出して、Apple Podcastのカタログに加えることができます。これにより、170を超える国と地域のApple Podcast Appのユーザと、Apple Podcastのカタログを参照するサードパーティのポッドキャスティングサービスに番組を提供できます。

リスナーは、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、HomePod、CarPlay、iTunes(Windowsの場合)、Amazon Alexaが搭載されたデバイス、その他のスマートスピーカーや車載システムなどで、「検索」「見つける」トップ番組の「ランキング」「今すぐ聴く」からApple Podcastのカタログを閲覧できるほか、Siriに尋ねることも可能です。リスナーはカタログで番組をフォローし、新しいエピソードを自動ダウンロードして通知を受け取ったり、エピソードを再生したり、ライブラリに保存したりできます。Apple Podcastカタログで利用できるポッドキャストは一般に公開され、検索も共有も可能です。

Apple Podcast Connectからカタログに送信する

無料の番組やサブスクリプション登録者向けの番組をApple Podcastに送るには、Apple Podcast Connectを使います。番組の送信方法について詳しく見る

ホスティングプロバイダを通じてカタログに送信する

ご利用のホスティングプロバイダがサブスクリプションに対応している場合は、無料の番組やサブスクリプション登録者向けの番組をホスティングプロバイダのダッシュボードからApple Podcastに送ることもできます。RSSフィードのURLを使って配信される無料のエピソードは引き続き無料で、Apple Podcastを含め、どこでも利用できます。Apple Podcastのサブスクリプションを使って配信されるサブスクリプション登録者向けのエピソードは、デジタル著作権管理(DRM)によって保護されており、Apple Podcastのみで利用できます。まだサブスクリプションに対応していない多くのホスティングサービスは、Apple Podcast Connectを使って無料の番組を追加する手順を提供しています。

Apple Podcast Connectで配信状況を設定する

Apple Podcast Connectで、「ポッドキャスト」>「番組」>「配信状況」に移動し、番組を利用可能にする国や地域を選択します。デフォルトでは、新しい番組は、すべての国と地域のApple Podcast Appと、Apple Podcastカタログを参照するサードパーティのポッドキャスティングサービスで利用可能になります。Apple Podcastのカタログを通じた配信の選択を解除すると、番組はApple Podcast Appのみで利用可能になり、サードパーティのポッドキャスティングサービスでは、番組を直接そのサービスのカタログに送信した場合を除き、利用できなくなります。

Apple Podcastのカタログを使用するポッドキャスティングサービス

Apple Podcastのカタログを参照する一般的なサードパーティのポッドキャスティングサービスには、次のようなものがあります。

  • Rephonicなどのアナリティクスおよびパフォーマンス測定サービス。
  • Podchaserなどのデータベースサービス。
  • Podnewsなどの業界メディアやリソース。
  • PodfollowおよびPlinkなどのリンクサービス。
  • Overcast」およびPocket Casts」などのポッドキャストApp、いわゆる「ポッドキャッチャー」。

サードパーティのポッドキャスティングサービスを利用しているデベロッパは、iTunes Search APIを使用して、Apple Podcastのカタログへの対応を追加できます。

 

リスナーがライブラリに追加できるRSSフィードのURLを公開する

ホスティングプロバイダを通じて新しいポッドキャストを公開すると、クリエイターはRSSフィードのURLを受け取ります。

RSSフィードURLの種類

通常、ポッドキャスターは番組を見つけてもらいやすくするために、ホスティングプロバイダを利用してRSSフィードのURLを一般に公開します。ただし、URLを非公開にし、RSSフィードURLへのアクセス権のある人だけがポッドキャストを利用できるようにすることもできます。非公開のRSSフィードURLは、パーソナライズすることで個々のユーザが自分だけの特定のフィードにアクセスできるようにしたり、パスワードで保護することでパスワードを教えたユーザだけがフィードのコンテンツにアクセスできるようにしたり、認証することでアクティブな有料サブスクリプションの登録者だけが新しいコンテンツを引き続き利用できるようにしたりできます。会社のスタッフや組織のメンバーなど、特定の資格を満たすオーディエンスだけを対象としたポッドキャストは、フィードを非公開にし、パーソナライズしてパスワードで保護することをおすすめします。非公開のRSSフィードを作成する場合は、必ず<itunes:block>タグを使用し、Apple Podcastの公開ディレクトリで処理されないようにしてください。

考慮事項

リスナーはApple Podcast App内でRSSフィードのURLを入力して、自分のライブラリに直接番組を追加できます。これにより、リスナーはApple Podcastのカタログではなく、ホスティングプロバイダから直接番組をフォローし、新しいエピソードを自動的にダウンロードして通知を受け取ります。RSSフィードURL経由で番組をフォローすると、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、CarPlay、HomePod、iTunes(Windowsの場合)、Amazon Alexa搭載のデバイス上で、リスナー自身のライブラリからこれらのエピソードを再生でき、再生状況はこれらのデバイス間で同期されます。ただし、「今すぐ聴く」のパーソナライズされたおすすめ、「見つける」のエディター厳選のおすすめ、「ランキング」「検索」やSiri、iPhone、iPad、Mac上のSpotlight検索、またはApple Podcastのカタログを参照するその他のサードパーティのサービスで、これらの番組や新しいエピソードを見つけることはできません。RSSフィードURL経由でフォローしている番組は、Apple Podcastの特集対象とはならず、リスナーのライブラリにはプロモーション用のアートワーク、評価、レビュー、サブスクリプション、チャンネルが表示されません。またApple Podcastアナリティクスの分析結果にも含まれません。

RSSフィードURLを使って番組をフォローする

iPhoneやiPad上のApple PodcastでRSSフィードURLを使って番組をフォローするには、「ライブラリ」タブに移動し、「その他(...)」メニューから「番組をURLで追加」をタップし、RSSフィードのURLを入力して「フォロー」をタップします。Macでは、メニューバーの「ファイル」から「番組をURLで追加」をクリックし、RSSフィードのURLを入力して「フォロー」をクリックします。Apple Podcastは現在、RSSフィードのURLを使った番組のフォローに対応している世界最大のAppです。Apple Podcastでフォローすることの意味について詳しくは、こちらを参照してください。