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2023年8月21日

サブスクリプションに関するアナリティクス機能登場、代理デリバリ機能対応のパートナー数拡大、Linkfire for Podcasts(ポッドキャスト向けLinkfire)

クリエイターは、有料サブスクリプションの登録者における動向を確認したり、Linkfireで提供される高機能なマーケティングツールを活用してオーディエンス数の拡大を目指したりできるようになります。

Appleは本日、オーディエンスやビジネスの成長を支援する3つの更新について発表しました。

サブスクリプションのアナリティクス

Apple Podcast Connectのサブスクリプションのアナリティクスで、クリエイターはApple Podcastのサブスクリプション登録者における動向を確認できるようになりました。

新しい「アナリティクス」タブでは、特定のサブスクリプションを選択し「概要」タブを使用すると、無料トライアルを開始したリスナーの数、有料サブスクリプションの登録数、無料トライアル体験後に有料サブスクリプションに移行したリスナーの割合、サブスクリプションで得られる収益の推定額を確認できます。また、サブスクリプション登録数の国や地域ごとの内訳のほか、月払いか年払いかなど、サブスクリプションの状況ごとの内訳も確認できます。またフィルタを使うことで、過去30日間、先月など、特定の期間におけるリアルタイムの分析結果を表示できます。

「トレンド」タブでは、高機能な視覚化ツールを活用して、サブスクリプションで得られた成果に関するデータを表示できます。経時的に確認することも、フィルタを適用した上で確認することも可能です。このタブでたとえば、「アクティブなサブスクリプション」フィルタを適用すれば、「サブスクリプションの状況」における内訳、たとえば登録期間1年以下のサブスクリプション登録者の数と1年を超過している数の割合を視覚的に表示することができます。また「トレンド」タブを使うことで、「アクティブ化」「キャンセル」「更新」など、「サブスクリプションイベント」についても確認できます。「売上」にフィルタを適用すれば、「サブスクリプション期間」ごと、つまり月払いと年払いプランにおける推定収益の内訳も表示できます。

サブスクリプションのアナリティクスは本日より全世界で、あらゆるクリエイターの皆様に利用いただけます。ただし、アクティブなサブスクリプションを少なくとも1つ以上有しており、かつApple Podcast ConnectでAdmin、Finance、Legalのいずれかの役割が割り当てられている必要があります。このアナリティクスは今後も、「アナリティクス」タブからダウンロード可能なレポートとして使用できます。リスナー全体に関するアナリティクスは、全番組、すべてのクリエイターにおいて今まで通り使用可能です。

サブスクリプションのアナリティクスについて、詳しくはこちらをご覧ください。

Delegated Delivery(代理デリバリ)対応のパートナー数拡大

Apple Podcastでは今年1月より、Delegated Delivery(代理デリバリ)という機能が利用可能となっています。クリエイターはこの機能を利用することで、サブスクリプション登録者向けエピソードを直接、ホスティングプロバイダのダッシュボードから配信できます。現在、Apple PodcastでTriton Digital’s Omny Studioを経由して配信されているサブスクリプション登録者向けの新規エピソードのうち、50%以上がこのDelegated Delivery(代理デリバリ)機能を使って配信されています。

以下のホスティングプロバイダについても、今年末までに対応する運びとなりましたことを本日ここでお知らせいたします。

なおPodbeanについては、本日より対応開始となります。現在、上記のプロバイダ経由で番組をホストしており、Apple Podcastサブスクリプションの立ち上げや、サブスクリプション登録者向けエピソードの配信についての詳細が必要な場合は、各プロバイダに直接問い合わせいただくことを推奨します。

Linkfire for Podcasts(ポッドキャスト向けLinkfire)

世界のトップアーティストやレーベルが活用しているマーケティングプラットフォーム「Linkfire」が今秋、ポッドキャストにもその対象を広げます。連携対象はApple Podcast限定で、クリエイター向けの高機能なツールキットが提供されます。

Linkfireでアカウント*を作成すると、クリエイターは自身のポッドキャストのランディングページに移動できるスマートリンクを数の制限なく生成し、リスナーのプライバシーに配慮しながらその動向を測定できるようになります。ランディングページはリスナーがApple Podcastの番組やサブスクリプションにアクセスしやすくするもので、簡単に作成可能な上、デバイスを問わず機能します。番組やサブスクリプションのほか、他のAppで配信中の番組に対してや、ソーシャルメディアチャンネル、ニュースレター、グッズストア、ライブイベントなど関連プロダクトに対しても、リンクを生成できます。

また、Linkfireの「Insights(インサイト)」ダッシュボードを使用すると、生成したリンクやページに対するリスナーのエンゲージメントをリアルタイムで測定できるようになります。測定項目にはたとえば、匿名化済みのビジター数やクリックスルー率などがあります。このランディングページを経由してApple Podcastにアクセスするリスナーの数が増えるにつれて、クリエイターは今まで入手できなかったようなエンゲージメントデータが得られるようになります。たとえば、Apple Podcast上でエピソードを再生する、番組をフォローするなどの、リスナーのアクティビティに関するデータが得られます。Apple Podcastサブスクリプションを提供しており、かつApple Podcastのアフィリエイトプログラムに参加しているクリエイターは、アフィリエイトトークンを登録すれば、Linkfireのリンク経由で発生した無料トライアル体験者の数やサブスクリプション登録者の数、サブスクリプションの収益、アフィリエイトのコミッションを測定することも可能です。

業界でも先進的なこうしたデータは、ユーザプライバシー保護のため匿名化された上で集計され、あらゆるリンク、あらゆる時間軸に関するものを表示することが可能です。特定のパフォーマンスがどのチャンネル、キャンペーン、プロモーションに起因するものであるかを確実に突き止められるようになります。これはつまり、クリエイターはポッドキャスティングにLinkfireを活用することで、オーディオのクロスプロモーション、デジタル広告、無料トライアル期間の延長などサブスクリプションに関する限定オファーのパフォーマンスを測ることができるようになるということです。

「Podcast向けLinkfireは間違いなく、ポッドキャストの制作において革命的な存在となるでしょう」。こう話すのは、Linkfireの共同創業者兼CCO、Jeppe Faurfelt氏です。「Apple Podcastと独占的にパートナーシップを結ぶことで、世界最大手のポッドキャストプラットフォーム『Linkfire for Podcasts』では、マーケティングにおいて新しい戦力となるエンゲージメントデータをクリエイターに提供できるようになります。リスナーのプライバシーに配慮しながら、今まで入手できなかったような類のデータを利用できるということです。この革新的なツールキットをクリエイターの皆様が活用し、番組を思い思いにプロモーションしていただけるようになることを心待ちにしています」

Linkfireは今秋以降、全世界で配信されている番組に対して、すべてのクリエイターが無料で利用できるようになります。Linkfire for Podcasts(月額9.99米ドル〜)をサブスクリプション登録すると、追加の機能も利用できます。通知を受け取るための登録や、詳細については、linkfire.com/podcastsをご覧ください。登録することで、Linkfire for Podcastsがサービス開始となった際に連絡を受け取れます。

*利用できる機能はプランによって異なります。