ポッドキャストのパフォーマンス測定
アナリティクスでは、ポッドキャストに関するデータが視覚化されるため、パフォーマンスを向上させるための実践的な洞察を得ることができます。アナリティクスには、Apple Podcast Connectからアクセスできます。
アナリティクスを活用することで、ユーザがApple Podcastで番組やエピソードをどのように聴いているかをより詳しく把握することができます。分析できるデータの例は、以下の通りです。
- 特定のポッドキャストのエピソードを聴いている人の数
- 先月に獲得した新規フォロワー数
- リスナーがエピソードのイントロまたはミッドロールをスキップしているかどうか
- 番組やエピソードのパフォーマンスにおける時系列での推移
- 国や都市ごとのリスナー数
「パフォーマンス」タブを使用すると、エピソードのパフォーマンスを、Apple Podcastでのリリースから最大60日後まで比較することができます。以下のいずれかのベースラインを使用して、最大8つのエピソードを比較できます。
- 中央値:全エピソードの中間点となるエピソードを使用します。下にスクロールすることで、該当エピソードを確認することができます。
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平均:リスナーの総数をエピソード数で割った値を使用します(50、100、または最大200までの合計エピソード数)。
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トップエピソード:リスナーが最も多いエピソードを使用します。
再生率の指標:ダウンロード数と視聴数の違い
従来は、ポッドキャストの利用状況を把握するための指標としてダウンロード数が主に使用されていましたが、アナリティクスでは、各エピソードに対してユニークデバイスごとに集計した視聴完了率を提供することに重点を置いています。たとえば、クリエイターはエピソードを聴いたユーザの数や、エピソードの平均再生時間を確認することができます。
注:平均再生率が100%を超えている場合、1台以上のユニークデバイスでエピソード全体が複数回再生されたことを意味します。
再生率に関するその他の指標(RSSフィード向け)
Appleはサードパーティのポッドキャストアナリティクスに対してサポートを提供していませんが、ダウンロード数やサブスクリプション数といった再生率に関するその他の指標については、ホスティングプロバイダまたはポッドキャストがホストされているサーバから取得できる場合があります。詳しくは、ご利用Webサーバのサポートチームにお問い合わせください。
ヒント:ご利用のサーバまたはWebホストでアナリティクスを実装する際、以下の情報が役立つ可能性があります。
- 302というHTTPレスポンスを使用すると、ディレクトリ内のフィードURLを変えることなく最大5回までリダイレクトが可能になります。
- GETメソッドが指定されたフォーム要素の値の前(最初の「?」の前)に記載されているURLの末尾は、.mp3などのメディアファイルの拡張子である必要があります。
http://www.podcaster.com/load.mp3?f=&Wipeout.mp3
(正)
http://www.podcaster.com/load.php?f=&Wipeout.php
(誤)
詳しくは、「Interpreting Server Requests for Podcast Reporting(ポッドキャストに関する情報収集を目的としたサーバリクエストの解説)」を参照してください。