iPadのローカル収録を使用した高品質なオーディオとビデオの収録
リモートで収録を行うポッドキャスターの多くは、共通の問題に悩まされています。ポッドキャスト用の会話を電話で収録する場合、ローカルで収録するときと違って、オーディオとビデオを高い品質で録音・録画することが難しいのです。iPadには、リアルタイムの通話時でも、エピソードを高い品質で収録できるシンプルながら強力な機能が用意されています。コントロールセンターに組み込まれたローカル収録機能を使うと、クリエイターは場所を問わず、iPadだけでプロレベルのクリアなオーディオとビデオを収録できます。
iPadOS 26では、リアルタイムで通話をしながら、iPadで直接、高解像度のビデオとロスレスのオーディオを収録できます。この組み込みの機能を使うことで、どこで収録をしたとしても、最高の声と姿をオーディエンスに届けることができます。
リモートで収録するクリエイターのための設計
ポッドキャストのための会話は、都市や国をまたがって行われることが珍しくありません。FaceTimeのようなツールを使えば、遠距離でも会話をすることができますが、リアルタイムでの通話は音質が犠牲になりがちです。
この問題を解決するため、ポッドキャスターたちは「ダブルエンダー方式」と呼ばれる手法を使っています。会話の参加者が自分のオーディオをローカルで録音し、それをほかの参加者に送ってから同期して編集するというやり方です。完成した作品は、まるで全員が同じ部屋で会話していたかのように聞こえます。
iPadでは、システムに組み込まれたシンプルな収録ツールでこのワークフローに対応できます。リアルタイムで通話しながら、自分のマイク音声とカメラ映像を最高品質で収録するという作業がすべて一つのデバイスで完結します。
オーディオとビデオをローカルで収録するために必要なもの
- iPadOSを実行しているiPad
- FaceTimeなど、対応する通話アプリ
- オプション:外付けのUSBマイク
オーディオとビデオをローカルで収録する方法
- FaceTimeで通話に参加します。
- コントロールセンターを開いて収録ボタンをタップします。
- いつもどおりに会話をします。
- 会話が終わったら、収録インジケーターをタップして収録を停止します。
- ファイルはファイルアプリに保存されます。
収録された内容はMP4ファイルで保存されます。MP4ファイルは、圧縮効率に優れたビデオとロスレスのFLACオーディオという2つのトラックで構成されています。このフォーマットはAppleのプロ向け編集ツールで扱うことができます。
また、外付けのUSBマイクを使うこともできます。iPadは、接続された入力デバイスを自動的に認識して録音に使用します。これにより、録音時の柔軟性と音質がさらに向上します。
Appleのツールでオーディオとビデオのファイルを編集する
収録が完了したら、オーディオのみの場合はLogic ProまたはGarageBand、ビデオもある場合はFinal Cut Proでファイルを開けます。ファイルは、変換をせずにそのまま扱うことができます。
このように、Appleのデバイスとソフトウェアを使うと、ポッドキャストの制作ワークフロー全体を柔軟に管理でき、外出先でもデスクトップでも編集作業を行うことができます。