Apple Podcastで特集されるための4つのヒント

こちらの記事では、エディターチームに対するリクエストの書き方、魅力的なアートワークの作成方法、および特集の可能性を高めるリクエスト送信のタイミングをご紹介します。

ポイント1：プロモーションリクエストフォームを使用する

Apple Podcastでは、すべてのリクエストを、特集掲載リクエストフォームで管理しています。エピソードや番組、チャンネルが確実に検討の対象となるよう、当該フォームにはコンテンツを特集する際に必要な情報をすべて含めるようにしてください。なおその際は、リクエストの検討に役立つ十分な情報を提供すると同時に、Appleが迅速に確認できるよう情報を取り扱いやすい量に抑えることとの兼ね合いを考慮していただくようお願いいたします。

特集掲載リクエストを送信できるのは、フィードがApple Podcastで公開されている場合のみです。コンテンツのタイトル、URL、カテゴリを正確に入力してください。リクエストは、希望する掲載日の2週間以上前に送信する必要があります。

求められる要素：

• 新鮮な視点
  
• 記憶に残るストーリー
  
• 興味を刺激する会話
  
• ニッチな問題や時事問題に関する洞察
  
• サブスクリプション登録者にとって魅力的なメリット
  

リクエストにおけるベストプラクティス：

• 件名を訴求力のあるものにする
• 概要を魅力的かつ簡潔に記す
  
• ポッドキャストの形式(インタビュー、ストーリー形式のシリーズ、会話)を明確に示す
  
• ホストとゲストの簡単な背景情報を記す
  
• マーケティング、ソーシャルメディア、PRにおける計画の概要を日付とともに記す
  
• Apple Podcastの仕様を満たすアートワークを提出する
  
• コンテンツがリスナーにどう訴求するか詳細を記す
  
• 今がそのコンテンツを取り上げるのに最適な時期である理由をリスナー目線で記す
  
• サブスクリプションの特典(限定コンテンツ、ボーナスコンテンツ、早期アクセスコンテンツ、広告なしコンテンツ)の説明を記す
  

リクエストが採用されず、特集の対象に選ばれなかった場合は、6〜8週間経過してから新しくリクエストを送信することをお勧めします。その際は、上記のガイドラインを参考にして、最善のものを送信するようにしてください。

ポイント2：人目を引くアートワークを提出する

ユーザーが「見つける」ページにアクセスしたときに最初に目にするのは、ページの上部にある画像のカルーセルです。何よりもこのアートワークこそ、潜在リスナーの注意を最初に引くものとなります。

「見つける」の最上部での表示をリクエストするには、検討対象となるHero(ヒーロー)アートワークの提出が必要となります。アートワークの提出がない場合や、形式が正しくない場合、当該箇所での特集掲載候補から除外されます。

アートワークは、特集掲載用アートワークのテンプレートに沿っているか今一度確認の上提出するようにしてください。ネットワークやスポンサーのロゴを入れることは許可されていません。

潜在リスナーの関心を引くようなアートワークが理想的です。トーン、色、モチーフすべてを効果的に使い、再生ボタンをタップするとどんな内容が楽しめるか、潜在リスナーがイメージできるようにしましょう。Apple Podcastのアートワークの要件、ガイド、テンプレートについて詳しくは、こちらを参照してください。

有名なゲストが出演するエピソードをプロモーションする場合は、使用許諾や認証を受けているゲスト画像を、提出するアセットの中に含めてください。使用権限のないアートワークをアップロードしたり、使用許諾が適切に取得されていないアートワークや写真を使用したりすることは避けてください。

特集掲載用のアートワークは、番組のアートワークとは異なるものを必ず提出してください。何度も同じものが表示される事態を避けることができます。Hero(ヒーロー)アートワークは、オーディオコンテンツの延長であり、視聴できる内容を伝えるための手段であると考えてみてください。

ポイント3：フィードとエピソードのタイトルを最善のものにする

Apple Podcastでの特集の形は多種多様で、時としてメタデータの内容が特集に使用されることもあります。以下に推奨事項を示します。

• エピソードのタイトルを簡潔にし、内容に焦点を当てたものにする。興味がかき立てられるような、内容の雰囲気が伝わるものとしてください。
• エピソード番号およびメタデータはタイトルに含めない。タイトルにエピソード番号やタイトルを含めることで、重要な情報が見えなくなる可能性があります。各エピソードには、内容を説明するようなタイトルを付けることをお勧めします。メタデータにエピソード番号を含める場合は、Apple Podcastのエピソードの番号付けに関するベストプラクティスを確認してください。
  
• 常にリスナーの視点に立つ。リスナーが興味を持ち、再生ボタンを押したくなるようにするために有効なテクニックとして、タイトルに仮想の問いかけを含める、見どころやゲスト名を記す、次の話題をほのめかす表現を入れる、などがあります。

ポイント4：タイミングを見極める

リスナーへの効果が最大限に高まるタイミングはいくつかあります。特集掲載リクエストのタイミングを決めるにあたり、以下の点を考慮するとよいでしょう。

• Apple Podcastのリードタイムと毎週の更新タイミング。Apple Podcastは、ほとんどの国または地域で少なくとも週に1回は更新されており、更新の大多数は月曜日に公開されています。特集への掲載日として月曜日をリクエストすると、Apple Podcast側の計画にフィットしやすくなるため、特集に取り上げられる可能性が高くなります。また、特集への掲載にあたり必要な場合は連絡を取れるよう、Apple Podcastでは少なくとも2週間のリードタイムをお願いしています。
• ソーシャルメディア、マーケティング、PRにおける計画。マーケティング計画において、Apple Podcastでの特集掲載を主要な戦略とすることはあるでしょう。ただし、唯一の戦略とするのは望ましくありません。ソーシャルメディア、マーケティング、PRにおける計画をフォームに記載していただくことで、Apple Podcastでの特集を他でのプロモーションと連動させやすくなります。また、こうした計画において、Apple Podcastでの特集掲載をどのような位置付けとしているかについてもお知らせください。
• フィード内での今後の提供内容。潜在ファンにアプローチする際は、番組で今後提供していくコンテンツの全体像を考えるようにしてください。たとえばストーリー形式のシリーズであれば、いくつかのエピソードが公開された後のタイミングで特集に掲載されるようにすると、リスナーは一度に連続視聴できるため、夢中になりやすくなるでしょう。プロモーションの成功度が高まるかもしれません。「見つける」タブに常に注目して、類似する番組でどのようなアプローチが取られているかを理解するようにしてください。
  
• 世間のニュースサイクル。この面でのタイミングに関しては、非常に多くの細かい要素が関係しています。コンテンツが今のタイミングで特集に掲載された場合に、何をしたら人目を引くかを考えてみてください。他の人々の一歩前を進んだとしても害はありません。あるいは、最近よく議論されていることへの突破口になるようなコンテンツができたタイミングで、特集へのリクエストをするのもよいでしょう。
  

チャンネル、番組、エピソードのいずれに関するリクエストでも、フォームの送信を、そのコンテンツについてApple Podcastがより深く把握できるよう直接働きかける機会としてとらえてください。特集への掲載が決まった際にApple Podcastがすぐに必要な手続きを行えるよう、必要な詳細情報をすべて提供するようにしてください。

リクエストの送信後

特集掲載リクエストを送信いただいた後、さらに情報が必要な場合は、Appleからご連絡いたします。掲載対象として選ばれなかった場合は、6〜8週間経過してから新たなリクエストを再度送信してみてください。Apple Podcastは、才能あるクリエイターによる優れたコンテンツを特集し、サポートすると同時に、リスナーにApple Podcastで素晴らしい体験を提供することに努めています。